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オリバー ストーン監督のアメリカ史を視聴して

昨日、29日は関口宏のサンデーモーニングが朝から延々と放映され、夜はオリバー ストーン監督の語るアメリカ史が6時間あった。30日から31日にかけても6時間にわたって放映された。仕事は休みだから最後まで見ることにした。

この番組から感じることは、映画監督でも、アメリカに住むとスケールが大きくなるのだなーと感じざるを得ない。世界を住処と考えている訳である。確かに歴史は日本と比べると短い。しかし、その激動はとてつもなく広く、大きいと感ぜざるを得ない。強大な軍事力を持ち世界を席巻する国家としての立場があるのであろう。彼は映画監督であるが、小説も書いたらしい。ベトナム戦争も経験し、感じたことを表現しようとしたが、雨で紙がやられるため、カメラで撮影し、これに短い文章で思いを表現しようとしたらしい。これが映画による表現に結びついたと語っていた。

スケールの大きな表現力で世界を表現している。特に、アメリカとソ連の関係が大きく取り上げられるが、日本に関してはアメリカの原爆投下がどうであったのかが大きく取り上げられた。トルーマンという血も涙もない大統領が、ソ連を震え上がらせることも考慮して投下を命じたらしい。トルーマンはインタビューに答えて、「良心呵責等毛頭ない」と答えた。マッカーサーは日本は近く降伏するので、アメリカはこのような獰猛な殺戮兵器を使うべきではないと考えていたようだ。最高権力者の決定に逆らうことは難しいのであろう。

ケネディは、ソ連のフルシチョフと核に関して渡り合い、核戦争を避けるための妥協が弱腰であると批判され、その後に暗殺された、フルシチョフはやはり弱腰と国内では糾弾され失脚したのである。歴史的に優しいものは消されるという政治の世界について指摘した。アメリカやソ連だけでなく、日本でも変わらないのが現実であろう。

ケネディは、大学での演説で、「ソ連に住む人間も、アメリカ合衆国にすむ人間も、狭い地球に住み、同じ空気を吸っている。だれでも子どもの幸せを願い、短い命を生きる。我々個人はだれでもやがて死ぬのである。そう考えれば、お互いに理解し合えるはずだ」と述べている。狭い地球の中でいがみ合うのは意味がないということであろう。これを地球市民の考え方である。しょせんは、地球人であるというのが、現在に生きる人間の立場であろう。世界は狭くなったということである。国内問題、アジア問題ではなく、地球の問題として何事も解決してゆく姿勢が問われているような気がした。

オリバー ストーン監督のすばらしい勇気ある発言を聴いて、12月31日は始まった。あと20時間少々で今年も幕が閉じ、来年に向かう。
彼は聴衆に呼びかけた。日本人も、アメリカ人も歴史を正しく学んでほしい。そして反省し、誤りを繰り返さないようにしてほしいと! 歴史を客観的に正しく認識することの重要性を訴えた。そのため、世界の皆と意見交換し、歴史を客観的に認識し合うことが大切との持論を述べた。彼の生涯をかけた目標は平和と読めた。


by fusus-21 | 2013-12-31 02:37