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時代を超えてやってきたAltec 886A スピーカー・・・1970年代の音楽を’70年代のスピーカーで

1970年頃、世に出たアルテック886Aというスピーカーが今日やってきた。噂もあまり聴かない珍品と言えば,珍品(ごく希少品)であろう。43年の年月を経て今なお健在である。いま我が家には、80年前のカメラが2台、テッサーというレンズを付けて現役で使用可能であるが、それより新しいとはいえ1970年代の音である。アルテックは映画館用の大型スピーカーを中心に生産したアメリカ合衆国全盛時代のスピーカー会社であるが、真空管アンプや銅線で超有名なウェスタン エレクトリックからスピーカー部門として独立した会社である。映画の衰退から経営が悪化し、家庭用スピーカーを中核とする中型から小型のスピーカーをJBLに任せ、経営体質をスリム化した。コンピュータの付属品としてのスピーカーユニットの生産(イアフォンもアルテック製がある)などは今も続けているが、表舞台からは引き下がった状況である。
今日やって来たスピーカーはアルテックにしては珍しい、ドロンコーン型と言われるシステムで、10インチのウーファに同じ大きさのパッシブラジエーターがついていて、高音域は2インチトゥイターがついている。パッシブラジエーターは振動板だけの構成で、自らドライブできないが、下にあるスピーカー(写真が横を向いてしまったので、右のスピーカー)がドライバーで振動板を振動させ、その振動を受けて、振動するという変わり者である。JBLのLancer 77と言われる同じドロンコーン形式のスピーカーシステムがある。ちなみに、アルテックは、Altec Lansingが社名で、JBLのLはLansingのLである。血を分けた姉妹会社である。
時代を超えてやってきたAltec 886A スピーカー・・・1970年代の音楽を’70年代のスピーカーで_d0282609_22261058.jpg

このスピーカーの上方(写真左)がパッシブラジエーターで下(写真右)のウーファーが自ら鳴るのである。この形式は低音が伸びると言われているが、ドーンと押し出す感じの低音ではないので、現代では人気がなくなったようであるが(そのため安く購入できたのはラッキーであった)、70年代の音として、品位と落ち着きがある音で、「渋いスピーカー」と言われている。ウェスタン系のスピーカーであるからケーブルも古いウェスタン エレクトリック製のケーブルを購入し、鳴らしてみたい(現在、WE純銅線で結線)。音だしは土日にやろう。楽しみである。
by fusus-21 | 2014-01-07 22:30 | AltecとWEの伝説・・原音追求への道