人気ブログランキング | 話題のタグを見る


FU-sus21のプロジェクト・活動紹介


by fusus-21

カテゴリ

全体
ココノイエプロジェクト(食と健康)
Naoko Ellisのココノイエ
九重 しゃしん記
九重 食の道
九重 湯の道
チアリーディング (FJCA)
キッズチアリーダー教室
Aqua Green Project
サスティナブル ツーリズム
サスティナビリティ
地域(北部九州の古代)
和の文化
四季折々の風物・・・自然と親しみ生きる
AltecとWEの伝説・・原音追求への道
カメラ ルジェンド

検索

最新の記事

ブログサイトの変更
at 2016-09-30 23:58
ブログサイトの変更
at 2016-09-30 23:58
アフガンの川筋男・・・中村哲医師
at 2016-09-13 00:00
景行天皇行幸・・・熊襲を制圧..
at 2016-09-11 18:22
くまモン頑張れ!福岡市役所前..
at 2016-09-09 21:11

以前の記事

2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月

その他のジャンル

外部リンク

画像一覧

地産地消のすすめ・・・マルボシ酢とタケノコ

地産地消を推進したい当NPOとしては、地域のスーパーにご当地産のマルボシ酢がなぜないのかはおおいに疑問を抱くところであった。酢は、水物であるから質量はかなりのものである。これを遠くから運ぶにはエネルギー、つまり現状では化石燃料の大量消費に伴い炭酸ガスの大量発生を生み出す。ましてや、スーパーは大量販売点であるからこのエネルギー消費は馬鹿にならない。遠方のものの方が、よほど価額が安い場合には別として、少しの差なら地産地消で行くべきと思う。

マルボシ酢は田川と福岡に拠点を置く数少ない酢メーカーであり、研究活動においてもミツカン酢に続く位置にランクされている。ただ、地域の企業であるという理由だけでは、品質が同等で、仕入れ価額が高いとなれば弱みにつながる。そこで何かメリットを見いだすことが必要である。ミツカン酢(最大手)とマルボシ酢の比較から始まり、その用途を考えたいと提案した。マルボシ酢には「そのまんま」酢がある。ミツカン酢には「やさしいお酢」がある。後者の方が上位品と思われるが、この二つの比較を行う。どちらも、「何にでも使える」がうたい文句である。

それではどこに着目するか、実は成分が違うのである。マルボシ「そのまんま酢」の原料は、食酢加工品として、糖類(果糖ブドウ糖液糖、砂糖)、醸造酢、食塩である。極めて単純である。一方の、ミツカン「やさしいお酢」は、調味酢となっている。原料は醸造酢(小麦、リンゴを含む)、果糖ブドウ糖液糖、砂糖、食塩とここまでは同じである。しかし、その他に柑橘果汁、酸味料、調味料(アミノ酸)が入っている。実は、この最後の2物質が問題である。量は不明であるが合成化学物質と考えられる。いわゆる化学調味料である。これは旨みにはなるのかもしれないが、そのようなものは調理時に昆布や干椎茸、カツオブシで加えればいい。化学調味料は良くないし、量も分からないのは疑問である。山口怜子氏は化学調味料が含まれるものは一切使ってはいけないという。微量であっても食事は一生続ける訳であるから、できるだけ体内に入れないようにするのが基本といわれる。従って、添加物を入れていない製造法が正しいのである。欲しければ調理の段階で加えれば良い。始めから入っているとどうしようもないのである。

本日、例の笹丘の川原青果店でマルボシ酢を品揃えしているのが分かった。今日は「そのまんま酢」を購入した。同時に、タケノコの水煮を買ってきた。これは、「和竹」という商品名を持つ福岡特産(福岡県八女市立花町北山の大一食品工業製:同社には昔タケノコという製品もあるらしい。「探さにゃいかんバイ!」)品である。これを、ミツカン酢とマルボシ酢(上記の製品)で酢漬けにして比較してみる。味はともかくとして楽しみである。結果は後日!どれぐらいなじませれば良いのか要実験!

以下の写真は横倒しになってしまったが、大根と胡瓜をさいころ的に刻んで、それにミツカン「やさしいお酢」を加えたものである。単なる試験ではあるが、一応旨みとして利尻昆布のひと刻みだけを加えた。それ以外は調味酢だけである。8時間ほどで酢はしみこんでいるが、甘みは若干足りない。できるだけ砂糖は使うまいと思っているが、酸っぱすぎるというひとがいるかもしれない。私はそれほど気にならない。ちなみに、川原青果店の主人が付けた漬け物は「そのまんま酢」を使った可能性はある。わたしにとっては甘すぎる。砂糖を加えているのではなかろうか、いや大根や胡瓜は日干しにしている(しなびたように見える)のではないかとも考えられる(食べ残しを日干しにして漬けてもいいのでは!)。こうすれば甘みがでる(糖度計で調べたらその辺りは判明するので追って書きたい)。その他、かんきつ類の皮、赤唐辛子が昆布の他に加えられているらしい。次に、比較実験をするが、初めて「そのまんま酢」を使う予定である。あくまでも看板通り、酢だけでいけるかどうかを確かめたい。
地産地消のすすめ・・・マルボシ酢とタケノコ_d0282609_21551568.jpg

by fusus-21 | 2014-01-29 21:16 | ココノイエプロジェクト