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世界の名機と言われるカメラ・・・ハッセルブラードとグラフレックスXL

ハッセルブラードというスウェーデンのカメラがある。このカメラをあこがれにしたひとは多かった。何といってもデザインの美しい中判カメラであり、またコンパクトさがいい。とにかく、シンプルなフォルム、高い機能に代表される世界の名機である。

スリムな無駄をそぎ落としたデザインというのは美しいという典型的なカメラである。問題は、やはりぎりぎりという極限を求めているので、そこに無理がかかっているところがある。例えばシャッターの衝撃、というよりはシャッターを切ったときのミラーの跳ね上がりがあたえる衝撃を和らげるダンパーを付けれないため、ミラーショックが構えた手に伝わって手ぶれを起こすのではないかとの心配がある。しかし、その心配は使ってみるとそれほどではなかった。

何にしてもこのカメラの魅力は、カールツァイスのレンズであろう。プラナー、ディスタゴン、ゾナーなどの名レンズがその写りの美しさを引き立てている。フィルム時代が去って、ディジタルの時代になるとともに、ハッセルブラードも値が下がり、昔のように高嶺(高値)の花ではなくなったが、名機であることは変わりがない。
世界の名機と言われるカメラ・・・ハッセルブラードとグラフレックスXL_d0282609_22331382.jpg


ただ、レンズの写りがどうこうと言い、カールツァイスを語るならば、グラフレックスというアメリカのカメラと比較すべきであろう。このカメラは、レンズは広角がシュナイダーのスーパーアンギュロンかローデンシュトックのグランダゴン、標準は二眼レフのローライフレックスに装着された80mm, f:2.8のプラナー(ハッセルの同じ80mmプラナーとは異なる構成のレンズで世界最高の標準レンズと言われている。ハッセル用よりレンズの構成枚数が少ないプラナーといえる)、さらにゾナー180mmというレンズを使用でき、写りではハッセルをしのぎ、フォーマットも6x6ではなく、6x7あるいは6x9という大きなフィルム面をカバーしている。250mmのローテラーという名の望遠レンズもあるのだが、製造数が少ないのか入手できなかった。実は軍用として開発された真っ黒のグラフレックスには、名レンズテッサーが付いている。このカメラを使うとハッセルに比較して、それ以上の写りをするといえる。まさに報道用カメラの名機といえよう。
by fusus-21 | 2014-02-16 22:33 | カメラ ルジェンド