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ハイダグワイの自然と人(2)・・・山野草の活用

グレアム島を南北に縦断する道路に沿って密林が連なっている。アラスカの南70kmにありながら気候温暖で多雨、温帯雨林が発達している。スプルースの巨木、杉の巨木、ハイダの植生は北米大陸の植生ではなくアジアの北部のそれにに近いという。温暖な気候は日本海流、黒潮の行き着く果であり、またハワイからの風が入るからと言われている。冬でも雪は少なく1月にせいぜい2回ぐらい、しかも10cmにも満たないぐらいの降雪という。まさに福岡なみの温帯である。雨量は多く、1日に時間をおいて必ず降るが、止んだらすぐに日が照るという。まさに温帯雨林が発達することが納得できる。また、冬でも青い草が茂っている。ハイダの人はこの野草を食に利用する。お茶についても自生の野草で作られている。いわゆるハーブ茶である。仕事場を訪問したが、机の上に数種類のハーブ茶が備えてあった。一升瓶のような大きな瓶に準備してあり、仕事の合間に飲み分けていた。健康的である。その茶の原料を摘んだらどうかと車を止めてくれた。一同、採取である。ハイダの人が許可すれば採取して持ち帰ってよい。おおらかと言えばおおらかである。
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このあとハイダ食を味わえると言うハイダホテルに泊まった。そこではハイダ特有の料理と前日捕獲したダンジネスクラブ(蟹)が届いていた。
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野草以外に島内では牛なども飼育しているらしい。肉料理も多かった。日本人がこれだけ食べれば大ごとである。現地の人は運動量も多いのか、体格が違うのかぺろりというところである。
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ホテル付近には川がゆったりと流れており、釣りを楽しむ人に出会った。しかし、油断禁物である。食を求めて熊も現れる。黒熊である。
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この川の向こう岸で釣りをしていた人がいたが、その付近にひょっこりと熊が現れた。夕暮れである。日本と違い、別段大騒ぎにはならない。釣り人も夜のごちそうを求めて釣りにきた。熊もその日の”ディナー”の準備でシャケを必要としていただけなのである。お互いに何事もなかったように時間が過ぎた。大騒ぎしていたのは私たち日本人だけのようであった。動物との距離が違うのである。

by fusus-21 | 2014-05-29 20:56 | サスティナブル ツーリズム