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産経ニュースから(ウェブニュース)・・・理研、驚きの構図

産経ニュースより引用

「理研は2月中旬に調査委を設置。委員長の石井氏は分子遺伝学が専門で、16年に発覚した理研の研究者による血小板に関する論文不正の調査委でも委員を務め、改竄などを認定した。

 STAP論文をめぐっては、調査委から不正を認定された小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)が不服を申し立て、再調査の実施と不正認定の撤回を求めている。責任者である石井委員長が自身の疑義で辞任の意向を固める異例の事態となり、一連の問題はさらに波紋を広げそうだ。」


相次ぐ理研不祥事で見えた理研の構造を注視しなければならない。ここまでくれば内部での改革は難しかろう。外部評価委員会で調査し、膿を出すべきである。税金で運営されている組織であるのだから。

まじめな大学は倫理教育は進めている。それをないがしろにしている大学(研究優先大学)から理研に入り、理研の研究体制が研究優先をさらに促進するという構図なのであろう。それを窺わせるのが、今回の石井委員長がさらけ出した事態であろう。つぎはぎでもデータを作らないと論文〆切に間に合わない。数だけが問われるご時世である。アメリカが失敗したかなり昔の考えが今の日本にははびこっている。研究者倫理等は不在で、若い研究者は業績、業績と言われて倫理について考える余裕がない・・・これが現実なのではなかろうか。切り貼りが倫理の問題かどうかは・・・??(後述)。 少なくとも、若い研究者が大きなプロジェクトの中で、落ちついて研究できる環境を作ってあげないと日本の科学の将来は危うい。拙速な論文数競争は使い道のない紙切れを産み出すだけになる。

「委員長を辞任するのは、ご迷惑をおかけするから」と石井氏は語ったという。違うのではないか・・・。「同じことをやっていたのに、委員長の資格はないから」が正解ではないか。やはり、見通しの悪い人であったようだ。切り貼りは日常茶飯事とも思えるのは、調査委員長もやっていたことから推測される。

コンピュータの使い方、またコピペや切り貼りには引用や補足事項の説明などを忘れぬよう指導すべきである。大学の低学年でこのような指導をきちんとやる大学(例えばJABEE審査を受けている大学)はあるが、研究者になったり、仕事に就いた時点からは忘れ去って周りからの命令(指令)に振り回されてしまうことが多いようだ。このような倫理教育は大学在学中よりも、社会人教育として織り込んでゆく必要があるのではないか。特に指導的立場にあるものに対して・・・。今回の事件はこれを強く窺わせた。


by fusus-21 | 2014-04-25 22:09